[PATCH v3] docs/trans/ja_JP/howto: Don't mention specific kernel versions

From: Kosuke Fujimoto
Date: Fri Apr 29 2022 - 09:35:43 EST


This change is based on commit d2b008f134b7
("Documentation/process/howto: Update for 4.x -> 5.x versioning").

Replace "4.x kernel version" with generic term such as "mainline tree"

Signed-off-by: Kosuke Fujimoto <fujimotokosuke0@xxxxxxxxx>
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V2: Reformatted commit log message
V3: Updated some expressions
- added "version number" in mainline tree section
- updated from "stable kernel" to "stable tree"
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Documentation/translations/ja_JP/howto.rst | 44 +++++++++++-----------
1 file changed, 21 insertions(+), 23 deletions(-)

diff --git a/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst b/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst
index d667f9d8a02a..deac41eb038a 100644
--- a/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst
+++ b/Documentation/translations/ja_JP/howto.rst
@@ -262,21 +262,21 @@ Linux カーネルの開発プロセスは現在幾つかの異なるメイン
チ」と多数のサブシステム毎のカーネルブランチから構成されます。これらの
ブランチとは -

- - メインの 4.x カーネルツリー
- - 4.x.y -stable カーネルツリー
- - サブシステム毎のカーネルツリーとパッチ
- - 統合テストのための 4.x -next カーネルツリー
+ - Linus のメインラインツリー
+ - メジャー番号をまたぐ数本の安定版ツリー
+ - サブシステム毎のカーネルツリー
+ - 統合テストのための linux-next カーネルツリー

-4.x カーネルツリー
+メインラインツリー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

-4.x カーネルは Linus Torvalds によってメンテナンスされ、
-https://kernel.org の pub/linux/kernel/v4.x/ ディレクトリに存在します。
+メインラインツリーは Linus Torvalds によってメンテナンスされ、
+https://kernel.org のリポジトリに存在します。
この開発プロセスは以下のとおり -

- 新しいカーネルがリリースされた直後に、2週間の特別期間が設けられ、
この期間中に、メンテナ達は Linus に大きな差分を送ることができます。
- このような差分は通常 -next カーネルに数週間含まれてきたパッチです。
+ このような差分は通常 linux-next カーネルに数週間含まれてきたパッチです。
大きな変更は git(カーネルのソース管理ツール、詳細は
http://git-scm.com/ 参照) を使って送るのが好ましいやり方ですが、パッ
チファイルの形式のまま送るのでも十分です。
@@ -303,20 +303,18 @@ Andrew Morton が Linux-kernel メーリングリストにカーネルリリー
前もって決められた計画によってリリースされるものではないから
です。」*

-4.x.y -stable カーネルツリー
-~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
+メジャー番号をまたぐ数本の安定版ツリー
+~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

バージョン番号が3つの数字に分かれているカーネルは -stable カーネルです。
-これには、4.x カーネルで見つかったセキュリティ問題や重大な後戻りに対す
-る比較的小さい重要な修正が含まれます。
+これには最初の2つのバージョン番号の数字に対応した、
+メインラインリリースで見つかったセキュリティ問題や
+重大な後戻りに対する比較的小さい重要な修正が含まれます。

これは、開発/実験的バージョンのテストに協力することに興味が無く、最新
の安定したカーネルを使いたいユーザに推奨するブランチです。

-もし、4.x.y カーネルが存在しない場合には、番号が一番大きい 4.x が最新
-の安定版カーネルです。
-
-4.x.y は "stable" チーム <stable@xxxxxxxxxxxxxxx> でメンテされており、
+安定版ツリーは"stable" チーム <stable@xxxxxxxxxxxxxxx> でメンテされており、
必要に応じてリリースされます。通常のリリース期間は 2週間毎ですが、差
し迫った問題がなければもう少し長くなることもあります。セキュリティ関
連の問題の場合はこれに対してだいたいの場合、すぐにリリースがされます。
@@ -326,7 +324,7 @@ Documentation/process/stable-kernel-rules.rst ファイルにはどのような
類の変更が -stable ツリーに受け入れ可能か、またリリースプロセスがどう
動くかが記述されています。

-サブシステム毎のカーネルツリーとパッチ
+サブシステム毎のカーネルツリー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

それぞれのカーネルサブシステムのメンテナ達は --- そして多くのカーネル
@@ -351,19 +349,19 @@ quilt シリーズとして公開されているパッチキューも使われ
けることができます。大部分のこれらの patchwork のサイトは
https://patchwork.kernel.org/ でリストされています。

-統合テストのための 4.x -next カーネルツリー
-~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
+統合テストのための linux-next カーネルツリー
+~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

-サブシステムツリーの更新内容がメインラインの 4.x ツリーにマージされる
+サブシステムツリーの更新内容がメインラインツリーにマージされる
前に、それらは統合テストされる必要があります。この目的のため、実質的に
全サブシステムツリーからほぼ毎日プルされてできる特別なテスト用のリポジ
トリが存在します-

https://git.kernel.org/?p=linux/kernel/git/next/linux-next.git

-このやり方によって、-next カーネルは次のマージ機会でどんなものがメイン
-ラインカーネルにマージされるか、おおまかなの展望を提供します。-next カー
-ネルの実行テストを行う冒険好きなテスターは大いに歓迎されます。
+このやり方によって、linux-next は次のマージ機会でどんなものがメイン
+ラインにマージされるか、おおまかなの展望を提供します。
+linux-next の実行テストを行う冒険好きなテスターは大いに歓迎されます。

バグレポート
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2.25.1